妊活を努力されている女性は、先天性の障害を発症する危険を避けるため葉酸を積極的に摂ることを推奨されるのは、厚生労働省だけが発信していることではありません。

厚生労働省は平成12年に葉酸摂取を推奨し始めましたが、英国、アイルランド、米国、ハンガリー、中国、オーストラリア、キューバでは、中枢神経系の障害を出さないことに対する葉酸の摂取効果について、先進国に限らず認可されています。
葉酸サプリをどうしても薬局で買いたいというならば、楽天で買える商品でも西松屋で買える商品でも、市販品なら添加物の含有量を除いて大きな違いはないと思いますよ。
基本的に添加物が多いサプリメントは、避ける方向で考えた方が良いと思いますが、最近は、大外れの商品はありません。
ヒトで臨床試験をどこまでしているかわかりませんが、結果論でいえば、各商品とも特に不都合はないようです。
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ベルタ葉酸サプリ販売ページでは、妊活として男性も葉酸を摂るよう勧めている情報があります。
それは、アメリカの研究チームが「葉酸を摂取することで精子の染色体異常が少ない」と発表したことを根拠にしています。
しかし、日本ではそういった研究報告がないですし、厚生労働省も認めていません。
ですから「元気な赤ちゃんが欲しいなら男性も葉酸を摂った方が良い」というアプローチは、ちょっと眉唾ものですね。
ただ、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」(厚生労働省)によると成人男性における葉酸の摂取推奨量の指標はあります。
それは、1日あたり240μgです。
食事からとる前提での量です。
ということは、普通に食事をすれば推奨量は摂ることができるので栄養補助食品はいらないですし、食事で摂れていないのであれば、葉酸サプリメントで補充した方が良いでしょう。
さらに国立研究開発法人科学技術振興機構から発信されている情報で、葉酸を摂ることは致死的心筋梗塞発症危険を軽減させる可能性があること、葉酸はホモシスティンを除去することで、それは心筋梗塞、アルツハイマー病、鬱血性心不全、骨粗鬆症による骨折などの発症リスクを下げる事が期待できるという見解があります。
つまり、葉酸は摂取上限量(18~29歳900μg、30~69歳1000μg)に注意したうえで、積極的の摂って損はないということになります。
葉酸はいつまで摂ればいいのか、まず赤ちゃんの最初の成長時期である妊娠初期は、間違いなく必要です。
そして妊娠中期になっても摂取量は減らしたにしても葉酸は取った方がいいのです。
ベルタなので葉酸サプリは、飲んでないという方もいるようですが、医師や厚生労働省が推奨する量を食事だけでとるのは、とても難しいです。
なぜなら食材に含まれる葉酸量は少なく、葉酸量だけ意識した食事では、栄養バランスが悪くなります。
とは言え、葉酸サプリを規定量より多く飲むのは良くないことです。
葉酸の1日あたりの摂取量は、推奨値に加減も上限の定められています。
上限値(1日あたり900~1000μg)を超えた飲み方を継続したことで、生まれた子供に喘息が発症したという症例があったからです。
でも心配には及びません。
一般的にバランスが良いと言われる食事でさえ摂れる葉酸は、1日あたり240μg程度、ほとんどの葉酸サプリは、1日の規定量が400μgなので、無茶な食べ方、飲み方をしなければ、上限値を超えることはないでしょうね。

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