待ち望んだ妊娠を実感できるのは、吐き気を伴う頭痛が、気づきの時ですが、必要性を思い出して葉酸を摂取始めても手遅れになる可能性が高いのです。
それよりも以前から葉酸の摂取を私はお勧めします。
妊娠した女性にとってヨーグルトは、たくさんの葉酸が含まれて大事な栄養が豊富なので、摂り過ぎにならないように気を付けるべきです。
過剰な乳糖のせいで下痢になることもあるので、見境なく食べるのはいけません。
葉酸はビタミンの仲間で、B群に属します。
水溶性で、ビタミンB12と一緒に作用して血液を作る働きがあります。
そもそもビタミン類は互いに協力して働くことことで効果が期待できるもので、1種類をたくさん摂るよりもいろいろなビタミンをバランスよく摂ることが良いとされています。
協力関係にあるビタミン類と摂ることを前提とし、葉酸だけ一生懸命になっても本来あるはずの効果が得られないないということです。
妊活中または妊娠中の女性は、神経管閉鎖障害のリスクを低減させるため、食事からとれる葉酸とは別に栄養補助食品から1日400μgの葉酸を摂るようにと厚生労働省から通知されました。
ただし、葉酸を過剰に摂取すると、別の病気(ビタミンB12欠乏症)と区別がしにくくすることもあるので、適切な量を摂取することが大切です。
そういったこともあり葉酸の1日の摂取量は、下限値も上限値も設定されています。
野菜など調理して摂ればいいですか?野菜が嫌いな人はたくさん食べることができず、他に飲み物でと思ってもあいにくですが青汁なら何とかなりますが、注意してください。
DHCは、女性が健やかに妊娠できることと健全に出産できることのため葉酸サプリメントを正しく摂取することの啓発活動をしています。
それにより神経管閉鎖障害の事例がゼロになることを目指しています。
平成29年の環境省エコチル調査によると、日本ではおよそ90%の妊婦が葉酸サプリメントを適切に摂取していないことがわかりました。
また、それまでの30年間に日本では、神経管閉鎖障害の発症数も増えていることがわかりました。
こういった啓発活動の平成29年度末時点での実績として、DHCは9つの市と7つ町と包括連携協定を締結し、結果、4つの市と5つの町が公民連携事業として母子健康手帳交付時に葉酸サプリメントを適正に使用することの啓発とDHC葉酸サプリメントを配布することを実施しています。
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