そもそも葉酸を摂る目的は、母体で胎児の器官を形成する際に必要だからです。
その際、葉酸が足らないと二分脊椎や無脳症の発症リスクがあるため、それを予防するため女性に効果があるとされている栄養素だからです。
いつから飲むかと言えば、妊娠をする前から摂ってこそ効能があるものです。
それが男と女の違いであって、妊娠しない男性が飲んでいないのは、特に支障はありません。
そもそも男性が飲んでも効果はありません。
でも成人男性の葉酸の推奨量は、1日あたり240μgとされているので、この分は必要だと考えておきましょう。
240μgは、食事で摂れるという前提で考えていますが、その男性が、もし偏食気味であれば、葉酸サプリなどで補ってもいいでしょう。
ただし、摂取上限量を超えてはいけません。
副作用の危険があります。
18歳以上の男性の場合、葉酸の上限量は900~1000μgになっていますので、覚えておきましょう。
どちらかというと葉酸ありきのサプリではなく、マカありきの葉酸サプリの方が簡単に効果を実感できるかもしれませんよ。
ドラッグストアで葉酸サプリを買うのは、手軽ですね。
ナイよりはマシ、という人はそれでもいいと思います。
安いですし、鉄分も入ってたりして、その上なぜか美味しいものもあるので、つい手が出てしまいます。
ただ、いろんな商品があってどれにすればいいか悩みがちです。
楽天のレビューなどをみれば、評価が高い商品を選ぼうかなと思うかもしれませんが、食べるものは、その人の状況によって評価が分かれるケースがあるので、口コミやレビューは、その人にとっての事実として参考程度にしてご自身にとっての正解を探るとした方がいいと思います。
葉酸はビタミンB群に属するビタミンです。
水に溶ける性質を持ち、ビタミンB12と一緒に作用して血液を作るのに役立ちます。
ビタミンとは、それぞれの相互作用で効果が期待できるもので、1種類をたくさん摂るよりもいろいろなビタミンをバランスよく摂ることが推奨されています。
相性の良いビタミン同士を取らなければ、葉酸だけ一生懸命になっても期待する効果は実現できず、場合によっては効果なしとなりかねません。
妊活中の女性は、妊娠時の胎児の神経管閉鎖障害が起こる危険度を低減させるため、食事で摂取する葉酸以外に1日あたり400マイクログラムの葉酸をサプリメントなどで摂るようにと厚生労働省から通知されました。
ただし、葉酸を過剰に摂取すると、ビタミンB12欠乏症との判別がしにくくすることもあるので、適切な量を摂取することが大切です。
そういったこともあり1日あたりの葉酸について、摂る量の下限値も上限値も設定されています。
一般的にヨーグルトは、カマンベールチーズに次に乳製品の中では葉酸の量がたくさんあり、タンパク質、脂質、炭水化物、カルシウム、マグネシウム、ビタミンがとてもたくさんあります。
牛乳にこだわらずいつでもヨーグルトを食べた方が葉酸をたくさん摂れるので価値があります。
DHCは女性が健全な妊娠と出産ができるよう、葉酸サプリメントの正しい使用を啓発しています。
そして、二分脊椎症などの神経管閉鎖障害の発症例が、ゼロになることを目指しています。
環境省のエコチル調査(H29年)では、日本で妊娠した女性の約9割が葉酸サプリメントを適切に摂取していないことがわかりました。
同時に日本の過去30年間では、神経管閉鎖障害の症例が増加しています。
こういった啓発活動の平成29年度末時点での実績として、9市7町とDHCは包括的連携協定を締結したうえで、公民連携事業として4市5町が母子健康手帳交付時に適正に葉酸サプリメントを使用する啓発、そしてDHC葉酸サプリメントを配布することを実施しています。
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