その根拠は、「葉酸が精子の染色体異常を減らす働きがある」とアメリカの研究者が報告したことです。
しかしながら日本の研究者からは、同様の研究報告がありません。
また、厚生労働省も認めていません。
ですから「元気な赤ちゃんが欲しいなら男性も葉酸を摂った方が良い」というのは、正しいとは言えません。
ただ、「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」(厚生労働省)によると成人男性における葉酸の摂取推奨量の指標はあります。
一般的な食事からとる前提で240μgです。
ということは、普通に食事をすれば推奨量は摂ることができるので栄養補助食品はいらないですし、逆に食事でこれだけの葉酸を摂れていないのであれば、葉酸サプリを飲んだ方がいいですよね。
さらに国立研究開発法人科学技術振興機構から発信されている情報で、葉酸を摂ることは致死的心筋梗塞発症危険を軽減させる可能性があること、葉酸はホモシスティンを除去することで、それは心筋梗塞、アルツハイマー病、鬱血性心不全、骨粗鬆症による骨折などの疾患発症リスクを低減させる可能性を示すという報告があります。
ということは、摂取の上限に注意しつつ、葉酸は積極的の摂って損はないということになります。
ピジョンから販売されている『葉酸カルシウムプラス』は、アマゾンの売れ筋ランキング1位です。
妊娠を希望する女性に必要な葉酸400μg、カルシウム160mg、鉄10mg、それとビタミンB群が、1日2粒で摂れます。
日本人の女性が飲みやすく続けやすい、小さめ粒にしてあります。
ちなみにベルタは、楽天ランキングで上位です。
Amazonランキング3位の小林製薬 葉酸 鉄 カルシウムは、1日3粒で葉酸480μgが摂れます。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」では、妊活中の女性は400ug、妊娠中なら480ug、授乳中の女性は340ugの葉酸を栄養補助食品で摂ることを提言しています。
そのためどの時期でも調節できるわけです。
楽天のランキングには、他の市販品が入っています。
ベルタ葉酸サプリの特徴は、酵母に葉酸を含ませている点です。
それによって体内での吸収率が他の合成葉酸と異なり、体内に葉酸をとどめておく時間が長くなるため効率よく葉酸を摂れるようになります。
これは1つの効果と言えます。
食品に含まれるほとんどの葉酸は、ポリグルタミン酸型といって天然の葉酸です。
葉酸は胃から小腸に移動し、小腸に存在する酵素の働きで分解されてモノグルタミン酸型に変わり、小腸で吸収されます。
厚労省は、400μgのモノグルタミン酸型葉酸の摂取を推奨しており、ベルタ葉酸サプリもモノグルタミン酸型葉酸です。
葉酸が正しく作用するようカルシウム、鉄分、ミネラル、ビタミンを含み、無添加で、加えて6種類の美容成分を配合していることは長所と言えるでしょう。
ベルタ葉酸サプリは楽天のポイントで買えるので便利ですね。
一般的な肉類や野菜の中には、たくさん葉酸が含まれているかどうかなどいろいろで、食品を食べて葉酸を手軽に摂りたいというときは、どんな食材をどれだけどの様に使うかなどに考えを巡らせると良いです。
野菜の中でも葉酸の量が多いのは、レバー(豚・鶏・牛)のレバーには鉄分とともに葉酸も多く含まれていますが、喜べないのはビタミンAも多く含まれているため、余分に摂ると頭痛、吐き気、めまい、食欲不振を起こす危険があります。
ビタミンAは体内での吸収率が良いため、とても簡単に1日あたりの上限量は超える摂取がありえます。
絶対、貧血を避けたいと考えて無理して食べることは良いことはありません。
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